ペットのアメリカ渡航の注意点
ペットをアメリカに連れて行くときの注意点をまとめました。

ペットのアメリカ渡航の注意点

ペットの健康状態について

 アメリカにペットを持ち込む要件は州毎に異なりますが、アメリカに到着したときに空港の外にペットを持ち出せるか否かの基準は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が決定しています。

 

 アメリカに限りませんが、伝染病の予防のために病気のペットの入国が拒否される場合があります。その場合、お客様のペットはお客様の費用負担で送り返されるか、殺処分されるかのどちらかになります。

 

 CDCが課す制限に違反して伝染病にかかっているペットをアメリカに持ち込んだ場合には罰則が規定されています。

 

持込制限の違反に対する罰則
  1.  1年以内の懲役
  2.  アメリカに持ち込まれたペットを原因として死亡事故が生じた場合には1件の違反毎に最大25万ドルの罰金、死亡事故が生じなくても1件の違反毎に最大10万ドルの罰金

 

 州によっては明確にペットが感染性若しくは伝染性の病気にかかっていないことを要件としている州もあります(ニューヨーク州、ハワイ州等)。

健康証明書について

 アメリカの各州で共通の動物健康証明書は存在しません。ハワイ州の健康証明書の記載事項を参考に健康証明書の書式を用意しました。参考例としてご活用ください。

 

 

(注意:この健康証明書は、全ての州の要件に合致していることを保証するものではありません。アメリカに持ち込むペットが伝染性の感染症に罹患しているか否かは、必ず獣医師の診察により決定してください。)