ペットと海外生活される方を応援します
私は、単身アメリカに移住して働いていたことがあります。アメリカではネコ好きの大家さんの家でシェアハウスをしていました。ペットの話題はアメリカでもコミュニケーションに広がりをもたらしました。
当事務所は、お客様の海外生活をより豊かなものにするお手伝いとして、ペットのイヌ・ネコと共に海外移住される予定、又はペットのイヌ・ネコと日本に帰国される予定のお客様に必要な日本国内の動物検疫所への検疫申請を代行いたします。申請取次行政書士からのペット輸出入検疫申請代行の依頼も歓迎します。
日本と海外の国との間でお客様のペットを移動させるには狂犬病をはじめとする感染症にかかっていないこと、又はその感染症の病原体の保有者ではないことを検査して証明しなければなりません。その検査は動物検疫所で行われますが、検疫所での検査を受けるためにも要件があります。日本と海外との間を移動(輸出及び輸入)する予定のお客様のペット(イヌ・ネコ)は、
(1)マイクロチップ(ISO11784規格又はISO11785規格のマイクロチップ)を装着していますか。
(2)定期的に狂犬病ワクチンを接種していますか。
(3)イヌについては狂犬病に加えてレプトスピラ症も検査対象です。お客様のペットはレプトスピラ症にかかっていませんか、又はレプトスピラ症の治療を済ませましたか。
上記3条件を満たしているお客様のペットは検疫の手続きに進むことができます。実際には、お客様のペットがさらに細かい条件を満たしていることを要します。ペットと共に海外へ移住する場合、日本国内の検疫の手続きに加え、引っ越しする予定の国にペットと共に入出国するために必要な予防接種又は検査を済まし、書類をそろえることも必要です。
ペットと共に出国するための準備と手続きについてブログでも説明しています。下のリンクカードからご覧ください。
一部、ご依頼をお受けできない国・地域もあることをご理解ください。
当事務所のサービスは、原則として、ペットを連れて6か月以上にわたって渡航先に滞在する予定のお客様、又は海外からペットと共に日本に帰国するお客様を対象としています。
内容 | 料金(税別) |
---|---|
ペット輸出手続支援 * | 30,000円~ |
輸出先の国へ提出する入国許可申請書等の作成(英語に限る)** | 15,000円~ |
動物検疫所への輸入検査申請代行 *** | 30,000円 |
動物病院への同行(半日) | 4,000円 |
動物病院への同行(1日) | 8,000円 |
獣医健康診断書等の英訳 | 5,000円/ページ |
輸出入のためのサービスは、原則、旅客機への機内(キャビン又は貨物室)持ち込みでペットの犬猫を輸送するお客様に限らせていただきます。
「輸出」とは日本から外国へ、「輸入」とは外国から日本へペットの犬猫を輸送することを意味します。
* 「ペット輸出手続支援」業務には日本の動物検疫所への輸出検疫申請、輸出先の国(輸入国)が求める入国許可申請書(又は健康証明書)の作成、及びお客様のご相談への対応が含まれます。
料金は、ペットの輸入国によって必要となる書類の数および難易度が異なるため、変動します。
日本の動物検疫所への輸出検疫申請をご自身で行う場合の料金についてはお尋ねください。
** 「渡航先の国へ提出する入国許可申請書等の作成」業務にはペットの輸入国へ提出する入国許可申請書等(輸入国の様式の動物健康証明書も含まれます)の作成及び輸出手続きに関するご相談への対応が含まれます。
料金は、ペットの輸入国によって必要となる書類の数が異なるため、変動します。
*** 「動物検疫所への輸入検査申請代行」業務には日本の動物検疫所への届出と輸入検査申請が含まれます。お客様は、ご自身で滞在国(輸出国)からのペットの出国のための準備・手続を行う必要があります。
ホームページのお問い合わせ欄、又はお電話にてご相談ください。ご相談内容を確認したうえでその後の方針を決定します。お客様のご本人様確認と「行政書士業務委託契約書」へのご署名を経て、正式に業務の受任に至ります。
渡航先の国がペットの入国に課す要件及び提出書類の種類を調査します。日本の動物検疫所に連絡してお客様の渡航に必要な書類の確認を行います。
お客様のペットかかりつけ獣医師への狂犬病ワクチン接種・健康診断の依頼に同行し、お客様が必要とされる書類をお客様、獣医師、及び当職の三者の間で確認いたします。
輸出検査申請書を作成し、お客様にご確認いただいたうえで日本の動物検疫所に提出いたします。動物検疫所での輸出検査には、お客様がペットを連れて行きます。
必要に応じて渡航先の検疫当局へ提出する英文の書類をお客様のペットかかりつけ獣医師の協力の下で作成し、お客様にお渡しします。渡航先の検疫当局への必要書類の提出は、お客様ご自身の手続きになります。
ホームページの問い合わせ欄よりご相談ください。お客様が携帯品としてペットを日本まで輸送する(すなわち、貨物輸送ではない)場合にのみご依頼を受け付けます。ご相談内容を確認したうえでその後の方針を決定します。お客様のご本人様確認と「行政書士業務委託契約書」へのご署名を経て、正式に業務の受任に至ります。
お客様が滞在されている国で「政府機関発行の証明書(具体的には、政府機関証明の健康証明書)」を取得するための方法について、分かる範囲で調査してお客様にお伝えします。
動物検疫所のシステムを使用して届出及び輸入検査申請を行います。届出後及び輸入検査申請後に保存した内容をメールにてお渡しします。当事務所のサービスはここまでです。お客様は、届出及び輸入検査申請の内容を紙にプリントするか、又はスマートフォン若しくはタブレットに保存して日本帰国便の飛行機の搭乗してください。
日本到着後、お客様は手荷物受取場内の動物検疫所カウンターにイヌ・ネコを連れて行きます。輸入検査申請書(届出受理書)、狂犬病抗体検査の結果通知書、及びその他の書類を提出して輸入検査を受けます。書類検査と健康診断に問題がなければペットと一緒に空港を出ることができます。
お客様のご本人様確認のためにお客様のパスポートを拝見させていただきます。ご本人様確認と「行政書士業務委託契約書」の締結は、オンラインで行うこともできます。